広島と海外移民
 1880年代、広島では十分な雇用がないなどの経済的な理由で、大勢の人が阪神地方や九州地方へ出稼ぎに行き、より高い収入を求めてハワイへ移民する人も多数いました。
 1885(明治18)年、第一回移民船「シティ・オブ・トーキョー号」がハワイへ向けて出航して以来、広島から非常に多くの人々がアメリカ、カナダ、ペルー、ブラジルなど様々な国へ渡航し、全国第一位の移民県となりました。

都道府県別移民数統計
都道府県 移民数(人) 都道府県 移民数(人) 都道府県 移民数(人)
北海道 26,874 新潟 16,523 岡山 21,760
青森 2,520 富山 3,415 広島 109,893
岩手 3,499 石川 2,359 山口 57,837
宮城 8,667 福井 6,389 徳島 1,869
秋田 3,583 岐阜 3,488 香川 4,885
山形 5,105 静岡 10,189 愛媛 10,496
福島 28,479 愛知 8,455 高知 11,732
茨城 2,959 三重 6,528 福岡 57,684
栃木 1,603 滋賀 13,453 佐賀 10,473
群馬 3,597 京都 2,155 長崎 23,129
埼玉 1,880 大阪 8,564 熊本 76,802
千葉 2,634 兵庫 9,380 大分 4,533
東京 12,066 奈良 1,445 宮崎 3,544
神奈川 9,778 和歌山 32,853 鹿児島 16,597
山梨 4,959 鳥取 4,493 沖縄 89,424
長野 6,741 島根 3,177    

 1885~1894(明治18~27)年、および1899~1972(明治32~昭和47)年の都道府県別出移民数をまとめたもの。

出典:海外移住資料館「都道府県別移住者統計」『海外移住資料館 展示案内 われら新世界に参加す』独立行政法人国際協力機構 横浜国際センター 2004 p.13